保険の種類のお話その3 保障と貯める
2020年09月14日 15:53:25
貯蓄(預貯金)は、一般的に期間が経つにしたがって、徐々に元利合計が増えていきます。
一方、生命保険の場合は、保障額が積み立てられているいないに関係なく、契約が成立したときからご契約いただいた保険金額を受け取ることができるので、一定額が保障されているものとなります。
※生命保険は預貯金ではありません。お金を増やすとは言っても保険料の一部は、保険契約を締結・継続するための経費となり、残りは、将来の支払のために積み立てられます。特に契約締結後しばらくの間は、契約の途中で解約された際の解約返戻金は、まったくないかあってもごくわずかとなるので注意が必要となります。
・貯蓄性のある保険について
一般的に「貯蓄性のある商品」と呼ばれるものは、満期のときに満期保険金などがある保険のことです。死亡保障の生命保険は自分に万が一のことがあったときに、遺していく家族のために加入します。万が一のときに備えるのと同時に、満期保険金を受け取ることができる仕組みから、「貯蓄性がある」と捉えることのできる保険です。
学資保険や養老保険、個人年金保険などが該当するものとなります。
・メリット、デメリットは?
<メリット>
・保険料控除が受けられる
一定の条件を満たしていれば、所得税の保険料控除が受けられます。保険料控除とは、1年間に支払った保険料の一定額が所得から差し引かれる制度です。これにより税金を抑えることができます。
<デメリット>
・保険料が掛け捨て型に比べると比較的高め
貯蓄性のある商品に対して、掛け捨て型の保険があります。掛け捨て型は支払った保険料が戻ってきませんが、その分、保険料が安く設定されていることが多いです。それと比較すると貯蓄性のある商品の保険料は高めです。
・何のために加入するのかその目的をはっきりさせましょう。
貯蓄性のある商品に加入する場合、その目的が「保障」なのか「貯蓄性」なのかを明確にしましょう。そして「貯蓄性」が目的の場合には、解約時には全額戻らない場合が多いことなどもあるので、デメリットについて把握したうえで、どの保険を選ぶのか?を考えるようにしましょう。
*保障の力があるのが生命保険の最大のメリットとなります。
万が一の時にはしっかりとした保障で支え、何もなくお過ごし頂いた時には目的に合わせたお金を受け取る事が出来るます。勿論保険よりも条件の良い物も色々あると思いますが、やはり目的に合わせてしっかり選ぶのが大切な事になります。当代理店でも勿論取り扱いはございます。お客様の目的に合わせて最適なプランをご提案させて頂いておりますので、一度お話を聞いて頂けると嬉しいです。